MEDTEC Japan 2014

医療機器の設計/製造に関する、“アジア最大規模”の展示会「MEDTEC Japan 2014」。本特集ページでは、同展示会の関連ニュース、速報記事、イベントリポートなどをお届けする。

TopStory

MEDTEC Japan 2014:

JSOLは、X線CTやMRIなどから得られる人体のデータをもとに3Dモデルを作成することができる3次元画像データ変換ツール/サーフェイスメッシュジェネレータ「Simpleware」のデモ展示を行った。また、Simplewareにアドオンして構造解析を行うための変形/応力解析ソフトウェア「+CAE」も紹介した。

(2014年4月17日)

「MEDTEC Japan 2014」リポート

MEDTEC Japan 2014:

アルプス電気は「MEDTEC Japan 2014」で、マイクロ流路などを医療向けに提案した。微細加工が必要なもので、同社が電子部品で培ってきた金型微細加工技術を、医療分野にも応用したい考えだ。

(2014年4月16日)
MEDTEC Japan 2014:

サイレックス・テクノロジーは、IEEE802.11ac Draft2.0対応の無線LANモジュール「SX-PCEAC」を展示した。大容量のデータをワイヤレスで高速に伝送することを可能とする。同社は国産メーカーとして、高い品質の無線LANモジュールを供給してきた。生体計測機器分野においても多くの導入事例を持つ。

(2014年4月15日)
MEDTEC Japan 2014:

ダッソー・システムズは「MEDTEC Japan 2014」で、心臓の3次元モデルを観察できるデモを行った。専用のペンを使うと、心臓のモデルを回転させたり、自分の方に“引き寄せて”観察したりできる。

(2014年4月14日)
MEDTEC Japan 2014:

村田製作所は、I2Cインタフェースを備えたRFID(Radio Frequency Identification)タグ用デバイス「マジックストラップ」(LXMS2HACNF-165)を展示した。医療・ヘルスケア機器のスマート化に向けて、最新の無線通信とセンシング技術を提案する。

(2014年4月14日)
MEDTEC Japan 2014:

日本メクトロンは、「フレキシブル触覚センサー」や「ストレッチャブルFPC」、「3D成形FPC」など、FPC(フレキシブルプリンテッドサーキット)ベースの新技術を参考出展した。特に、薄型のセンサー構造体をFPCに内蔵したフレキシブル触覚センサーや、このセンサーを用いて試作した触覚グローブが、来場者の注目を集めた。

(2014年4月11日)
MEDTEC Japan 2014:

タイコ エレクトロニクス ジャパンは「MEDTEC Japan 2014」において、カテーテルに使われる熱収縮チューブを展示した。カテーテル手術が先進医療として注目されていることから、カテーテルは今後大幅な成長が期待される分野である。

(2014年4月11日)
MEDTEC Japan 2014:

TDKは、「MEDTEC Japan 2014」において、4.6×5.6mmと小型のBluetooth Low Energy対応通信モジュールを使ったアクセサリータイプのウェアラブル機器や、振動で脈波をモニタリングする機器などを展示した。

(2014年4月9日)
MEDTEC Japan 2014:

ソニーは「MEDTEC Japan 2014」で、細胞分析用の装置を展示した。2013年に発売した「SP6800」は、細胞にレーザーを照射し、細胞の特性を見るもの。個々の細胞にレーザーを正確に当てる必要があり、DVDやBlu-rayで培ったレーザー技術を生かした装置になっている。

(2014年4月10日)

開催直前情報

MEDTEC Japan 2014開催直前情報:

医療機器設計/製造の展示会「MEDTEC Japan 2014」(2014年4月9〜11日)におけるTDKのテーマは「デジタルヘルスケアに貢献する」だ。中でも注目は、「世界最小クラス」(同社)を実現したIC内蔵基板通信モジュールである。Bluetooth Low Energyに対応していて、ウェアラブル機器に適した製品だとしている。

(2014年4月4日)
MEDTEC Japan 2014開催直前情報:

医療機器設計/製造の展示会「MEDTEC Japan 2014」(2014年4月9〜11日)における村田製作所のテーマは「医療/ヘルスケアのスマート化」だ。2014年3月に発表したばかりのI2Cに対応したRFIDタグ用デバイスや、MEMSセンサー、微量物質を容易に検出できる金属メッシュデバイスなど、センシング技術や通信技術を中心に展示する。

(2014年4月1日)
医療機器ニュース:

ソニーは、眼科検査用の顕微鏡に取り付け、医師が見ている映像をフルHDで撮影するビデオカメラを発売する。角膜や水晶体などの映像を高精細に映し出すことができるので、検査や治療の他、研修や研究などの用途にも役立つとしている。

(2014年4月1日)
MEDTEC Japan 2014開催直前情報:

ここ数年、米国で使用される医療機器に対する、FDA(米国食品医薬品局)の査察の頻度が増えている。米国向けに医療機器を輸出する日本の医療機器メーカーにとって、査察の対応は、手順が複雑なこともあり、手間のかかる作業になっている。そうしたFDAの査察に対応するためのサービスを展開しているのが、UL Japanだ。

(2014年3月25日)
村田製作所 LXMS2HACNF-165:

村田製作所の「マジックストラップ」(LXMS2HACNF-165)は、I2Cインタフェースを備えたSMDタイプのRFID(Radio Frequency Identification)タグ用デバイスである。同社が推奨する設計パターンを利用すると、RFIDアンテナの設計を独自に行った場合に比べて、設計に関わる労力や基板の専有面積を削減することが可能となる。

(2014年3月28日)
アジレント Agilent Infiniium Zシリーズ:

「Agilent Infiniium Zシリーズ」は、最大で40チャネル同時測定が可能で、63GHzのリアルタイム帯域幅を実現するオシロスコープである。「RealEdge」技術を搭載することで、75フェムト秒という低ジッタ測定フロアを実現しつつ、高周波領域の測定要求に対応している。

(2014年3月24日)
TDK DPX105950DT-6010B1:

TDKは、無線LANで使用される2.4GHz帯と5GHz帯に対応した積層ダイプレクサとして1005サイズの製品を開発し、量産を開始したと発表した。積層ダイプレクサとして、1005サイズは「業界最小」(TDK)とする。

(2014年3月11日)

「MEDTEC Japan 2013」リポート

MEDTEC Japan 2013 リポート:

「MEDTEC Japan 2013」では、医療を進化させる多様なエレクトロニクス技術の提案が行われた。特にセンシング技術や画像処理関連技術などに注目が集まった。

(2013年4月26日)

医療機器ニュース

ビジネスニュース 企業動向:

サイレックス・テクノロジーは、米国市場で実績を積んできた医療機器向け無線事業の国内展開を強化する方針。医療市場のニーズに対応した新たな組み込み無線モジュールなどを投入し、医療機器向けビジネス規模の倍増を狙う。

(2014年4月8日)
医療機器ニュース:

日本光電は、マレーシア クアラルンプールに販売子会社を設立する。マレーシアでは2014年7月から、医療機器の輸入/販売に関する新法律が施行され、規制が厳しくなる。これを受け、マレーシア国内での医療機器販売の強化を図ることが目的だ。

(2014年3月20日)
医療機器ニュース:

東芝が発表した小型の呼気分析装置は、アセトンやメタンなど、健康状態のモニタリングに有用な呼気成分を分析できる。2014年4月には早稲田大学が、同装置を使用して脂肪酸代謝を評価する実証実験をスタートする予定だ。

(2014年3月19日)
医療機器ニュース:

富士通は、医療/ヘルスケア分野における事業方針についての説明会を開催し、今後5年間でビジネス規模を倍増させる目標を明らかにした。電子カルテシステム事業の強化やスパコン技術などを活用した新規ビジネスの創出を狙う。

(2014年3月18日)
医療機器ニュース:

心肺停止患者の生存率向上に効果がある「脳の低温保持」。大研医器と岡山大学が共同で、心拍再開前に脳を冷却できる体温調節装置システム「クーデックアイクール」を開発した。「世界初」(同社)というこの装置の開発のヒントは「かき氷を食べた時に頭がキーンとすること」だった。

(2014年2月28日)