手のひらで愛車を管理――レクサス、スマートフォン向けテレマティクスサービス「LEXUS smartG-Link」提供iPhone、Androidで利用可能

1月の新型LEXUS(レクサス)の発売に併せ、レクサス専用テレマティクスサービス「G-Link」のスマートフォン向けサービス「LEXUS smartG-Link」の提供を開始する。iPhoneおよびAndroid搭載スマートフォンから利用可能。3月には追加機能の提供も予定されている。

» 2012年01月24日 16時17分 公開
[八木沢篤,@IT MONOist]

 トヨタ自動車は2012年1月24日、1月の新型LEXUS(以下、レクサス)の発売に併せ、レクサス専用テレマティクスサービス「G-Link」のスマートフォン向けサービス「LEXUS smartG-Link(以下、smartG-Link)」の提供を開始する。

 smartG-Linkは、iPhoneやAndroid搭載スマートフォン向けのアプリケーションとして提供される。配信開始は1月26日を予定している。


LEXUS smartG-Link(イメージ画像) LEXUS smartG-Link(イメージ画像)※出典:トヨタ自動車

 これまでPCや携帯電話を通じて提供されていた走行距離、給油後平均燃費、警告灯の点灯履歴などの車両情報の参照や、カーセキュリティの設定変更、ドアロックの遠隔操作、レクサス販売店とのメール連絡などの機能/サービスを、スマートフォン端末から利用できるようになる。さらに、3月上旬には自動車の駐車位置を地図上で確認できる「カーファインダー機能」の提供も予定されている。

 1月発売の新型レクサスのオーナー向けには、専用メニュー「eケア」および「G-カスタマイズ」が追加提供される。

 eケアは、レクサスに標準搭載される車載専用通信機(DCM:Data Communication Module)を通じて、車両コンピュータの情報を定期的に取得することで、バッテリーなどの消耗品の劣化やエンジンオイル量の不足などをヘルスチェックレポートで通知するサービス。その他、警告灯が点灯した際に問い合わせをすると、販売店およびレクサスオーナーズデスク(夜間の場合)が、取得した車両情報を基に適切な走行アドバイスをするサービスも含まれる。

 一方のG-カスタマイズは、自動点灯ライトのセンサー感度や車速感応式ドアロックのON/OFFなど車両のカスタマイズ項目を、smartG-Linkを通じた遠隔操作により設定変更できるサービスである(遠隔操作はG-LinkのWebサイト上で行ったり、販売店への依頼も可能)。

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