ジュースを選ぶ・買うがハッピーに、新型自販機「インタラクティブ ハピネスマシン」を羽田に設置導入事例/新しいユーザー体験を提供

日本コカ・コーラは47インチの大型タッチパネル液晶を搭載する新型自動販売機「インタラクティブ ハピネスマシン」の第1号機を、羽田空港国内線第1旅客ターミナルビル2F 出発ロビー内に設置し、4月9日より稼働させることを発表した。

» 2012年04月04日 15時50分 公開
[八木沢篤,@IT MONOist]

 日本コカ・コーラは2012年4月3日、新型自動販売機「インタラクティブ ハピネスマシン」の第1号機を、羽田空港国内線第1旅客ターミナルビル2F 出発ロビー内に設置し、4月9日より稼働させることを発表した。

 インタラクティブ ハピネスマシンは、同社の自動販売機の標準デザインである3D VIS(スリーディー・ヴイアイエス)を採用(補足)し、本体前面には47インチの大型タッチパネル液晶を搭載する。販売する飲料などの商品画像やコマーシャルコンテンツの表示だけではなく、「製品を選ぶ」「ボタンを押す」といった一つ一つの行動に“楽しさ”や“驚き”を加える多様なコンテンツを展開するという。さらに、同社が自動販売機で戦略的に展開している各種電子マネーにも標準対応する他、節電・省エネにも配慮した設計がなされているのが特長だ。

「インタラクティブ ハピネスマシン」 新型自動販売機「インタラクティブ ハピネスマシン」の第1号機。サイズは1166mm×810mm×1940mm ※出典:日本コカ・コーラ

※補足:コカ・コーラのコンツアーボトルと同じように、立体的で象徴的なデザインを採用した曲線が特徴。正面の高揚感を表したアップリフティングデザイン、立体的なダイナミックリボン(左サイドデザイン)、左右非対称で立体的になったトッパー(上部デザイン部品)が採用されている(参考リンク)。



 製品のみならず販売機材を使用した取り組み・企画をグローバルに展開するコカ・コーラグループは、今回設置を発表したインタラクティブ ハピネスマシンの第1号機を、「楽しさ」を具現化した販売機材だと位置付ける。「機能の高度化」や「インタフェースのデジタル化」といった単なる自動販売機の発展形とは一線を画し、「心躍るコカ・コーラの世界観」を実際に体験できる“場”を提供するものだとする。今回の設置台数は1台である。年内中にはその他の施設などに向け、数十台規模での設置を検討しているとのことだ。

 なお、今回の設置を記念し、4月3〜8日まで、羽田空港国内線第1旅客ターミナルビル2F マーケットプレイスにおいて、インタラクティブ ハピネスマシンを体験できるスペースを開設している。

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