特集
» 2013年04月01日 11時00分 公開

オラに「いいね!」を分けてくれ:いつやるか? 今でしょ! 「春のおばかモノづくり祭」 (2/4)

[小林由美,MONOist]

筋肉バカと「くるパン」

 次に登場するのは、精密切削加工業を営む光精工の秋山大輔さんです。元プロボクサーで、現在はプロのキックボクサーです(事実です)。

 そんな秋山さんが開発したのが「くるくるパンプアップ」(以下、くるパン)です。

光精工の秋山さん
くるくるパンプアップ

 「自分の肩の筋トレ目的で製作しました。くるパンで、二の腕や太もも、ふくらはぎなど、どこでも鍛えられます。私もこれで北斗百裂拳が打てるようになりました」(秋山さん)。

 くるパンを手に持って(持ち方は自由)左右に振り、筐体内部に仕込まれた球体が回る遠心力で、自分の身体にじわっと負荷を掛けます。筋肉に掛かる負荷を意識して感じ取ってみるとよいそうです。

 「肩の関節は360度動かせます。どんな態勢(縦、横)でも使用できるようにしました。スムーズな動きにもこだわりました」(秋山さん)。

製品仕様

  • 構成部材:アルミ筐体、鋼球など(部品点数4点)
  • 自社設備のNC旋盤で加工


女性向けに、デコった製品もあります。ダイエットにいかがでしょうか。

 「お年寄りにも使っていただけると考えています。リハビリトレーニングにも対応可能です。何と、振ったときに発する音(300〜1000Hz)にも癒し効果があることが分かったので、形状を変えてヒーリング器具でも作ろっかなと考えています」(秋山さん)。

 なおFacebookページでは、良質な筋肉を育てるためのマニアックな持論(食事やトレーニング法について)を説き続けています。

関連リンク:
筋肉バカ(Facebookページ)
光精工

「文字化けハンコ」――いつでもあなた好みの文字化けを

 こちらは事務員さんご愛用の、伝票作りなどで大活躍するスタンプです。

皆さんもよくご存じですね
“いい感じ”にセットしてから……、
ぽんっと押してみましょう。
このとおり

 文字が盛大に化けています。そこに印字される文字は、全く意味が分かりません。

中国の歴史小説でよく見る字のような気がします。

 「文字化けにイライラさせられるのはもうたくさん! なら、文字化けをコントロールしてやればよい。そんな発想の転換からアイデアが生まれました。デジタルの象徴の様な文字化けをできるだけアナログに作る方法を追求しました」と開発者の佐久間悠さんは述べています。

文字化けハンコ、いかがですか?

製品の仕様

・部品構成:ゴム、ABS樹脂、鋼板ユニクロメッキ、アルミ切板

・文字部構成:8列(一列10文字)、計80文字



 想定販売価格は2000円。このビジネスが成功した暁にはGoogle社への事業譲渡も考えているとのことです。

 「Google社は会社理念で『世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにする』ということを掲げています。文字化けの仕組みを把握するためにも弊社の事業が不可欠だと考えています」(佐久間さん)。

 郵便物を捨てるときなどに役立つ個人情報保護スタンプとしても使えます。

 この製品の企画と設計をした佐久間さんの本業は違法・不良建築の改善を得意とする建築設計士です。このハンコもぜひ、建築物サイズで製作(建造)していただきたいものですね。

関連リンク:
建築再構企画

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