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» 2013年06月20日 07時00分 公開

製造ITニュース DMS2013:システムだけじゃイヤ!――「だったら丸ごと面倒見ます」NECと富士通が製造業サポート事業を強化 (2/2)

[三島一孝,MONOist]
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「ものづくり革新隊」の富士通

 一方、富士通は「ものづくり革新隊」サービスを2012年10月に立ち上げたが、既に提案ベースで数十件の案件が進んでいるという(関連記事:FJPSとは? 富士通がモノづくりノウハウを丸ごと提供へ)。

 富士通の「ものづくり革新隊」は、「ものづくりエキスパートサービス」と「ものづくりツール」「ものづくり受託サービス」の3つのサービスで構成。「ものづくりエキスパートサービス」は、富士通生産方式を確立したエキスパート(フィールド・イノベータ)が、顧客製品の開発や製造に参加し、モノづくり改革につながるさまざまな診断や指導、サポートを行うもの。その他、富士通で製造実績を重ねた20種類以上のロボットや自動製造装置をモノづくりツールとして提供する。

DMS2013での富士通のものづくり革新隊ブースセミナー DMS2013での富士通のものづくり革新隊ブースセミナーの様子

 DMS2013では、この「ものづくり革新隊」による活動を中心に、生産革新のそれぞれのツールを紹介。PLM「PLEMIA」、3次元CAD「iCAD」、DMUツール「VPS」、仮想工程計画・生産ラインシミュレータ「GP4」などをアピールした(関連記事:富士通のツールによる「モノを作らないモノづくり」とは)。

 富士通民需ビジネス推進本部ものづくり革新ビジネス推進部飯田好高氏は「生産現場のさらなる高度化の必要度は理解しているが、実際にどうすればいいのか悩んでいる製造業は思った以上に多い。ものづくり革新隊の立ち上げ以降、多くの引き合いが来ている。現状では製造現場の強化に関連する案件が多いが、富士通の強みは、生産だけでなく経営プロセスやPLMなど包括的な提案が行えるところにある。まずは“見える化”を推進しながら、企業全体の強化につなげていきたい」と話している。

 NECと富士通は、大手ITベンダーとしての立場を持つ一方で、自らが製造業でもあることが他社にない特徴となっている。製造業としての、自らの生産革新のノウハウをそのまま商材として展開することで、新たな独自性を発揮していく方針だ。

第24回 設計・製造ソリューション展(DMS2013)

会期 2013年6月19〜6月21日 10:00〜18:00※最終日のみ17:00終了

会場 東京ビッグサイト


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