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» 2013年07月04日 12時00分 公開

ETWest2013 基調講演:中小企業の技術を集めて取り組む「コックピット内蔵型巨大ヒューマノイドロボットの開発」 (3/3)

[三月兎,MONOist]
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緩いつながりがポイント?「プロジェクトのマネジメント」と今後の展望

 このように、4mロボットは町工場のプロフェッショナルな技術を集結して製作されている。

 プロジェクトに参加する目的は、モノづくりが楽しいから、ロボットが好きだから、先端技術を研究したいから、企業PRになるから、マスコミ取材でタレントさんに会える(笑)……とメンバーによって違う。

 町工場には、それぞれ専門の技術があり優れた職人がいる。けれど個々に仕事を請けていても自社をアピールする機会はなかなかない。昨年4mロボットを発表して以来、国内外のメディアから取材が入り、坂本氏やプロジェクトマネージャーの三木氏への講演依頼も増えたそうだ。

 プロジェクトを継続する中で、町工場以外の人たちとの交流も生まれてきている。ホームページ運営管理や、ステッカー作製を請け負うデザイナー、ロボットをアミューズメントパークへ売り込みに行く営業さんとも出会えたという。

photo モノづくり以外でもサポーターの輪が広がっている

 遠方にも「4mロボットプロジェクトを応援したい!」という人が現れたので、1口3千円からのサポーター制度も作った。昨年11月にはサポーター祭りも開催し、はじめロボット43号機を30人以上の人たちに間近で見てもらった。

photo 2012年11月にサポーター祭りを実施した。4mロボットが完成した暁にも開催する予定という

 坂本氏は、講演会で子どもたちに「どうしたらロボットが作れるようになりますか?」と質問されることが多いそうだ。そんなときには「ロボットを大好きになったら、作れるよ」と答えるという。

 現在は、4mロボット完成に向けて上半身と外装を製作中だ。坂本氏は、今後もロボットを8m、18mと大きくしていきガンダムへの夢を追い続けるという。「4mロボットプロジェクトメンバーは、“もういいよ〜”というかも知れませんけど(笑)。夢への挑戦は、ワクワクします」と坂本氏は笑顔で言う。

 搭乗型巨大ロボットの製作は、「毎日、少しでも行動し続けることが、夢の実現につながる」という坂本氏からのメッセージだ。

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