ISIDとアミック、生産・原価管理クラウドサービスを開始――グローバル化を支援製造ITニュース

ISIDとアミックは、共同で生産・原価管理クラウドサービス「AMMIC on CLOUDiS」の提供を開始する。AWS上に構築し製造業のグローバル化に対応する。

» 2013年08月21日 16時30分 公開
[三島一孝,MONOist]

 電通国際情報サービス(以下、ISID)とアミックは2013年8月21日、生産・原価管理のクラウドサービスである「AMMIC on CLOUDiS」を提供開始する。新サービスは、アミックの基幹システム「AMMIC/Netシリーズ」の生産・原価管理パッケージを、アマゾンウェブサービス(以下、AWS)のクラウド環境上に構築し、月額利用料型で提供するものだ。


 製造業のグローバル展開が加速する中、初期投資を抑えて短期間で構築でき、生産体制の変化に柔軟に対応できる、生産・原価管理の仕組みが求められている。

 新サービスは、これらのニーズに対応し、AMMIC/NetシリーズをAWS上で構築したクラウドサービスだ。組立加工型やプロセス型などさまざまな生産形態に対応する他、他言語・多通貨にも対応するAMMIC/Netシリーズの特長と、拡張性や柔軟性に優れるAWSの特長を組み合わせることで実現した。

 月額利用料型のクラウドサービスであるため、初期投資を抑えて短期間で導入することが可能。拠点追加や生産体制変更などでデータが急増した場合でも、柔軟かつ迅速にリソースを追加できる。

 導入は、ISIDが要件定義から環境構築、システム運用支援まで、一貫したサービスとして提供する。

 ラインアップとして、生産管理パッケージの「AMMIC/NetP」と原価管理パッケージの「AMMIC/NetC」を用意する。提供価格は、生産管理が、1ユーザー当たり月額3万円(税別、10ユーザーから)、原価管理が1ユーザー当たり月額10万円(税別、5ユーザーから)、参照のみの場合は1ユーザー当たり月額1万円(税別)。導入作業費用については、別途見積もりが必要だという。

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