双葉電子、射出成形金型の温度・圧力計測システムに「圧力センサ・ボタン形」を追加FAニュース

角ピンをはじめ、先端形状加工を施したピンなども計測できるようになる。さらに複数のエジェクタピンサイズに対応し、さまざまな場所の圧力を計測できるようにした。

» 2013年09月11日 10時36分 公開
[MONOist]
双葉電子工業「圧力センサ・ボタン形」

 双葉電子工業は2013年9月9日、射出成形金型内の樹脂温度や圧力を計測するモールドマーシャリングシステムに「圧力センサ・ボタン形」を追加して販売を開始した。

 モールドマーシャリングシステムによる計測データを監視することで、成形条件の最適化、不良品の自動選別などが可能になる。従来の「圧力センサ・エジェクタピン形」では汎用的な丸ピンタイプのみに対応していたが、今回の圧力センサ・ボタン形によって角ピンをはじめ、先端形状加工を施したピンなども計測できるようになる。さらに、複数のエジェクタピンサイズに対応し、さまざまな場所の圧力を計測できるようにした。

圧力センサ・ボタン形 圧力センサ・ボタン形

 「圧力センサ・ボタン形 50Nタイプ」「圧力センサ・ボタン形 200Nタイプ」「圧力センサ・ボタン形 1KNタイプ」は、いずれも3万9800円(税別、以下同)、「圧力センサ・エジェクタピン形 標準品(SSEシリーズ)」は2万6800円、「圧力計測アンプ・セット MPS08S N+W」は中継ボックス・中継ケーブル・ACアダプター・信号入出力ケーブル・LANケーブル・計測ソフトウェアが付属して24万5000円となっている。

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