三菱電機、プログラマブル表示器「GOT2000」のフラッグシップモデルを発売FAニュース

ディスプレイサイズ8.4〜12.1型をラインアップ。画面の描画、演算を最大で約2倍高速化。従来比約9倍の大規模データに対応する。

» 2013年09月13日 14時25分 公開
[MONOist]
三菱電機

 三菱電機は2013年9月12日、プログラマブル表示器「グラフィックオペレーションターミナル(GOT)」の新シリーズとして、操作性が向上し、設計工数の削減・効率化へ対応したGOT2000シリーズ「GT27モデル(パネル黒・白)」14機種を、同年9月30日に発売すると発表した。

 GOT2000シリーズは、生産ラインの稼働状況を表示・監視し、各機器の設定や操作を行うことが可能なプログラマブル表示器だ。スマートフォンやタブレット端末を操作するような感覚で、直感的に画面の拡大/縮小や、グラフ、リストのスクロールが行える。また、画面の描画、演算を最大で約2倍高速化し、モニター性能を向上させた。さらに、メモリ容量の増加とプロジェクタデータ圧縮技術により、約9倍の大規模データに対応した作画が可能になった。

 SDカードを標準サポートする他、イーサネット、RS422/485、USBホスト/デバイスを標準搭載する。液晶パネルにLEDバックライト方式を採用し、消費電力を約20%削減した。

GOT2000シリーズ「GT27モデル」 GOT2000シリーズ「GT27モデル」(パネル:黒)

 ディスプレイサイズは8.4〜12.1型のSVGAおよびVGAを用意。価格は25万〜40万8000円(税別)。なお同製品は、同年11月6〜8日に東京ビッグサイトで開催される「システムコントロールフェア 2013(SCF2013)」に出展される予定だという。

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