サービス事業 設備開発からの転職転職成功事例

会社の方針と自分の志向性にズレを感じて転職活動を始めた佐伯さん。シフト制・緊急出勤と十分な時間を確保できなかったため、不安に感じる部分もあったものの、退職してから職探しを始めました。離職中だったからこそ、企業を選ぶ余裕も生まれたそうです。

» 2013年12月12日 11時00分 公開
[MONOist]
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本記事はパソナが運営する人材紹介サービスブランド「パソナキャリア」の記事に加筆・修正して転載しています。




佐伯さん(仮名 34歳 男性)

自分の目指す方向と会社の方針にズレが生じてきた佐伯さん。転職活動をしようとするも、なかなか自由に活動できる勤務体系ではなかったため、思い切って退職を決意。 希望職種に強いこだわりがある佐伯さんは、希望どおりの求人を見つけるためにパソナキャリアへ登録しました。

前職   サービス事業 設備開発

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現職   大型機械メーカー 機械設計職


転職する前の会社ではどんなお仕事をされていましたか?

 大学卒業後、ガラスメーカーに就職しました。機械設計を担当し、工場で生産技術・開発・設計に約8年間携わっていました。

 技術的な自信も身に付いたところで、自分の技術を世の中の人々にもっと見てもらおうと思い、サービス事業を行っている会社に転職しました。

転職を考えたきっかけは何ですか?

 都内の遊戯施設の設備の設計・開発を行っていましたが中心事業の外食部門を拡大するということで私の所属する設備部門は縮小傾向をたどり、会社の方針と自分の志向性にズレが生じてきたため、転職を決意しました。

どのように転職活動をされましたか?

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 勤務体系がシフト制だったり、トラブル対応で緊急出勤があったり時間を調整するのが難しかったので、退職してから転職活動をした方が効率的だと判断し、今回の転職活動は在職中ではなく一度退職してから活動を開始しました。

 最初の1カ月はハローワークや情報誌を中心にいろいろと情報収集を行っていました。人材紹介会社に登録して気づいたことは、やはり情報量が多いということですね。

 履歴書の書き方や面接の手続きなども丁寧に説明してくれましたし、自分だけで転職活動を行うよりも時間的に余裕があったと思います。

今度入社する会社を選んだ理由は何ですか?

 今までの経歴が産業機械の設計なので、それに携われる仕事を重視して企業を選びました。

 どの会社もそうだったのですが、興味のあるものについては応募してみよう、いろいろな会社の面接を受けてどんな職場なのか自分の目で確かめようという気持ちで臨みました。

 今回決まった企業についても、自分のやりたい仕事に沿った職務内容だったことと、実際に面接をしてみて雰囲気や自分との相性が良かったことが入社を決めたポイントですね。

 今回の転職活動では、離職中だったからこそ企業を選ぶ余裕もありました。リスクを背負うという不安な部分もあると思いますが、自分の中で半年以内には決めるという目標を立てていましたので、大きな不安はありませんでしたね。

入社後の現状・新たな目標など

 1日でも早く仕事を覚え、責任のある仕事を任せてもらいたいですね。

 理想は現場でどんどんモノを作って多くの人の目に触れてもらいたいです。自分の技術を前の会社では生かすことができなかったので、今度の職場で生かしていきたいと思っています。

転職をお考えの方へのメッセージ

 自分のやりたいこと、即ち職種にこだわることです。

 エンジニアの場合は開発資金が重要となるため、ある程度の会社の規模も重視しなければいけないと思いますが、できるだけ自分の希望する仕事内容を重視することが大切だと思います。

 自分のできること・やってきたことに自信を持って転職活動を行えば、きっとぴったりの企業に出会えると思います。

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