ホンダの新型二輪車「NM4」は「近未来」と「COOL」が開発テーマ、東京でも公開車両デザイン

ホンダは、「第30回大阪モーターサイクルショー」において、二輪車の新コンセプトモデル「NM4」を発表した。「近未来」と「COOL」を開発テーマに設定し、従来の二輪車とは一線を画した新感覚かつ独自のスタイリングを追求したという。2014年3月28日に開幕する「第41回東京モーターサイクルショー」にも出展する予定だ。

» 2014年03月24日 13時30分 公開
[朴尚洙,MONOist]
ホンダの「NM4-01」

 ホンダは、「第30回大阪モーターサイクルショー」(2014年3月21〜23日、インテックス大阪)において、二輪車の新コンセプトモデル「NM4」を発表した。「近未来」と「COOL」を開発テーマに設定し、従来の二輪車とは一線を画した新感覚かつ独自のスタイリングを追求したという。「第41回東京モーターサイクルショー」(2014年3月28〜30日、東京ビッグサイト)にも出展する予定だ。

 NM4の外形寸法は全長2380×全幅810×全高1170mmで、シート高さが650mm。排気量745ccの直列2気筒水冷4ストロークエンジンとデュアルクラッチトランスミッション(DCT)を搭載する。


ホンダの「NM4-01」(左)と「NM4-02」(クリックで拡大) 出典:ホンダ

 デザインコンセプトは、車両前面のフォルムが特徴的な「フロントマッシブスタイリング」と、ライダーが潜り込むようにして着座することで車両との一体感を感じられる「コックピットポジション」である。「この低く構えたコックピットポジションと、アジャスタブルタイプのバックレストによって、新感覚のライディングフィールを楽しむことができる」(同社)としている。

 インストルメントルパネルは見やすさと楽しさを表現しており、コックピットポジションからインストルメントパネル越しに見える風景は、映画の世界に入り込んだかのように感じられるという。フロントマッシブスタイリングを支えるフロントフェアリングの中央にはLEDヘッドランプを搭載。テールランプとウインカーの光源にもLEDを採用した。なお、フロントフェアリングの左右には小物などを収納できるユーティリティーボックスを設けてある。

 バリエーションは「NM4-01」と「NM4-02」の2種類がある。NM4-01は、ワイドで迫力のあるリヤタイヤとローフォルムを強調し絞り込んだスタイリングになっている。NM4-02は、独特の存在感とボリュームのあるリヤデザインになっており、リヤボディの左右はユーティリティーボックスになっている。

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