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» 2014年04月30日 16時30分 公開

フォトギャラリー 「ナノ・マイクロ ビジネス展」:エンジン製作から簡単モデリングまで! 最先端3Dプリンタ技術が勢ぞろい (2/2)

[笹本理乃,MONOist]
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お絵かき感覚で3Dモデリング(アンドール)

 CAD/CAMの開発を行うアンドールは、初心者向けパーソナル3D造形システム「3D Magic Egg」やムトーエンジニアリングの3Dフィギュア造形システム「The Bobble Shop」を展示した(関連記事:お絵かき感覚? 子どもでも3Dモデリング&プリント体験できる「3D Magic Egg」を発売――アンドール)。同社の説明員は「3Dプリンタの一般ユーザーへの普及に力を入れていきたい」と述べている。

3D Magic Eggに同梱されるパーソナル3Dプリンタ「Value3D MagiX MF-1000A」。付属の3次元モデル作成ソフト「Sunny 3D」を使って、お絵かき感覚でモデリングしたデータをプリントできる(クリックで拡大)
The Bobble Shopは、写真右側の楕円形の装置で顔をスキャンし、自分そっくりのフィギュアを作成できるサービス。髪型や衣装を自由に選択でき、注文から約2週間で完成品が届く(クリックで拡大)

髪の毛1本に乗るサイズ! マイクロ光造形(横浜国立大学 丸尾研究室)

 横浜国立大学 理工学部 機械工学・材料系学科 丸尾研究室は、マイクロ光造形モデリングに関する展示を行った。最も小さい製作物は、髪の太さ(平均約0.08mm)の上に乗るイメージだ。

左がマイクロ光造形法を使用して製作されたウサギ。右の写真のパソコンと比べてみるとその小ささがお分かりいただけるだろう。小さくすることで、医療や光通信、マイクロマシンなどの分野への応用が期待されている(クリックで拡大)

3Dプリンタで臓器のモデルも作成可能(JMC)

 精密砂型鋳造や3Dプリント出力サービス、デザイン・設計のコンサルティングなどを請け負う試作加工会社JMCは、3Dプリンタで出力したさまざまな製品を展示した。

 写真右側が3Dプリンタで出力された臓器のモデル。「生体に近いモデルも出力することが可能だ」(説明員)という(クリックで拡大)
左は、流路が確認できるよう透明の樹脂で出力されたエンジン。右がJMCブースの様子(クリックで拡大)

歯車が動かせるiPhoneケース(アルケマ)

 フランスの化学メーカーであるアルケマは、SLS(レーザー焼結方式)に使用できる粉末素材に関する展示を行った。SLSとは、高温で溶かした樹脂を何層にも重ねていくFDMとは違い、粉末をレーザー光線で固めながら物体を作っていく方法のこと。SLSならば、3Dデータ上の隙間も再現可能だ。今回はSLSで作成した「iPhone」用ケースを出展した。

 写真では伝わりにくいが、このiPhoneケースは歯車が動かせる(クリックで拡大)
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