コグネックス、部品検査用カラービジョンセンサーの最新製品を発売FAニュース

検査する色を選択するだけで、指定した色を判別し、部品検査が可能。輪郭だけでなく、製品の特徴を判断して検出できる。部品や特徴を毎分800個まで検出する。

» 2014年07月01日 10時00分 公開
[MONOist]

 コグネックスは2014年6月16日、色で部品を区別するカラービジョンセンサー「Checker 4G7C」を発売した。

 Checker 4G7Cは、「Checker 4G」シリーズの最新製品。対象物の色判別を簡単に設定できて、検査する色を選択するだけで、指定した色を判別する。また、部品や特徴を毎分800個まで検出して検査する高輝度ホワイトLED照明を使用し、検査分解能は376×240となっている。

 製品の存在チェックに追加センサーを設置する必要がない上、輪郭だけでなく、製品の特徴を判断して検出できる。さらに、製品の位置を正確にそろえなくても製品ラインを流れてくる部品をトラッキング可能だ。

photo Checker 4G7C

 Checker 4Gシリーズは、簡単に検査のセットアップができるビジョンセンサーで、リモートセットアップやモニタリングのために、産業用プロトコル対応のEthernetネットワークを標準装備していることが特長。EtherNet/IPやPROFINETによるPLC通信や、検査時の画像をFTPサーバに保存する機能も備えている。照明、カメラ、プロセッサー、I/Oが小型の筐体に収められ、狭いスペースにも設置できる。IP67(耐塵・防浸)にも準拠している。

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