ランボルギーニ「ウラカン」が国内発売、「あらゆる革新的な技術をつぎ込んだ」「ガヤルド」の後継(1/2 ページ)

ランボルギーニの新型スーパースポーツカー「ウラカン」は、「『本能を呼び覚ますテクノロジー』という言葉で表せるほどに、あらゆる革新的な技術をつぎ込んだ」(アウトモビリ・ランボルギーニ代表兼CEOのステファン・ヴィンケルマン氏)という。

» 2014年07月18日 15時40分 公開
[朴尚洙,MONOist]
「ウラカン」とアウトモビリ・ランボルギーニのステファン・ヴィンケルマン氏

 ランボルギーニ・ジャパンは2014年7月17日、東京都内で会見を開き、新型スーパースポーツカー「ランボルギーニ・ウラカン LP 610-4(以下、ウラカン)」の国内販売を始めると発表した。価格は2750万円(税別)。

 ウラカンは、2人乗りスーパースポーツカーとして2003年から販売してきた「ガヤルド」の後継モデル。5.2l(リットル)という大排気量のV型10気筒ガソリンエンジンや四輪駆動システムなど、ガヤルドの特徴を受け継ぎつつも新たな技術を多数搭載し、競合となるFerrari(フェラーリ)の「フェラーリ458イタリア」などとの差異化を図っている。

「ウラカン」の外観(クリックで拡大)
「ウラカン」の内装。画素数1440×540、12.3インチサイズのディスプレイメーターを採用。画像処理用のプロセッサとしてTexas Instrumentsの「Jacinto 5」を用いている(クリックで拡大)
「ウラカン」とアウトモビリ・ランボルギーニのステファン・ヴィンケルマン氏 「ウラカン」とアウトモビリ・ランボルギーニのステファン・ヴィンケルマン氏。腕組みして仁王立ちする姿から、ウラカンに対する自信がうかがえる(クリックで拡大)

 会見のため来日した、イタリア本社のAutomobili Lamborghini(アウトモビリ・ランボルギーニ)代表兼CEOのステファン・ヴィンケルマン氏は、「ウラカンは、『本能を呼び覚ますテクノロジー』という言葉で表すことができるほどに、あらゆる革新的な技術をつぎ込んだ」と主張する。

 ウラカンの外形寸法は全長4459×全幅(ミラーを除く)1924×全高1165mmで、ホイールベースは2620mm。ガヤルドと比べて、全長が114mm、全幅が24mm、ホイールベースが60mm増えており、全高は維持されている。

 新開発した排気量5.2lのV型10気筒自然吸気エンジンは、最高出力が449kW/610ps(8250rpm)、最大トルクが560Nm(6500rpm)。車名のLP610はこの610psに由来している。直噴とポート噴射を組み合わせたデュアルインジェクションシステム「イニエツィオーネ・ディレッタ・ストラティフィカータ(IDS)」の採用により、ガヤルドのエンジンと比べて出力とトルク、燃費の向上を実現したという。

「ウラカン」のエンジンの概要(左)とエンジンルーム内の様子(クリックで拡大) 出典:ランボルギーニ・ジャパン

 加速性能は時速0〜100kmが3.2秒、時速0〜200kmが9.9秒で、最高速度は時速325kmに達する。一方で、欧州複合モード燃費は12.5l/100km(8km/l)となり、ガヤルドの13.5l/100km(7.4km/l)を8%ほど上回っている。時速100〜0kmに減速する際の停止距離は31.9m。これはガヤルドよりも1.1m短い。

 トランスミッションは、ガヤルドまでのシングルクラッチ式セミAT(自動変速機)に替えて、ランボルギーニとして初となるデュアルクラッチトランスミッション(DCT)を採用した。「ランボルギーニ・ドッピア・フリッツィオーネ(LDP)」と呼ぶ7速DCTにより、「素早くスムーズな変速が可能になり、公道でもレーストラックでも快適に走行できる」(ヴィンケルマン氏)という。

ランボルギーニ初採用となるDCT「LDP」の概要 ランボルギーニ初採用となるDCT「LDP」の概要(クリックで拡大) 出典:ランボルギーニ・ジャパン

 四輪駆動システムも新たに設計した。電子制御によって、前輪30%/後輪70%という通常走行時のトルク配分を、前輪に最大50%、後輪に最大100%を配分することができる。

四輪駆動システムの概要 四輪駆動システムの概要(クリックで拡大) 出典:ランボルギーニ・ジャパン
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