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» 2014年08月29日 09時30分 公開

車載半導体:ルネサスが次世代サラウンドビュー向けSoCを開発、全方位をリアルタイムで認識 (2/2)

[朴尚洙,MONOist]
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 R-Car V2Hの事業展開で注目すべきなのが、開発環境としてGreen Hills Software(GHS)の統合開発環境「MULTI」やリアルタイムOS「INTEGRITY」を推奨していることだ。R-Car V2Hを搭載する評価ボード「BLANCHE」やSMK製の車載カメラモジュール、MULTIやINTEGRITYなどを組み合わせたBSP(Board Support Package)も用意している。


「R-Car V2H」のBSPは、GHSの統合開発環境「MULTI」やリアルタイムOS「INTEGRITY」との組み合わせで提供される(クリックで拡大) 出典:ルネサス エレクトロニクス

 従来、R-CarファミリのBSPは、ルネサス自身が自社開発のLinuxなどと組み合わせて提供していた。今回のR-Car V2Hで方針を変更したのは「高い信頼性を持つINTEGRITYと組み合わせることにより、顧客に次世代サラウンドビューの早期開発を実現してもらえるようにするため」(大村氏)だという。他のOSを要望する顧客には個別に対応するとしている。

デモンストレーションも披露

 会見ではR-Car V2Hのデモンストレーションも披露した。以下にその様子を紹介する。

ミニチュアカーに搭載した前後左右の車載カメラを使ったサラウンドビューの比較、左側は、VGAサイズのアナログカメラ+「SH7766」で、右側は1280×720画素のデジタルカメラ+「R-Car V2H」。右側のサラウンドビュー表示の方が、より高精細であることが分かる(クリックで拡大)
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