岡野電線、産業ロボット用可動極細径LANケーブルの開発に成功FAニュース

ロボットケーブルと極細径LANケーブルで培った技術を生かし、外径4.0mmの極細径の産業ロボット用LANケーブルを開発。90度の屈曲試験を1000万回以上クリアした高耐久性が特長となっている。

» 2014年09月29日 10時00分 公開
[MONOist]

 古河電工グループの岡野電線は2014年8月19日、繰り返し曲げに耐えられる極細径の産業用LANケーブルを開発したと発表した。販売開始は同年6月で2014年度中に1000万円以上の売り上げを見込んでいるという。

 岡野電線では、2010年に業界最細径となる外径3.1mmの極細径LANケーブルを販売するなど、これまで産業用LANケーブルの高密度化に取り組んできた。今回、ロボットケーブルと極細径LANケーブルで培った技術を生かし、外径4.0mmの極細径の産業ロボット用LANケーブルを開発。90度の屈曲試験を1000万回以上クリアした高耐久性が特長となっている。

 また、二重シールド構造で耐ノイズ性も高く、重量は約25kg/kmと細くて軽いため、可とう性にも優れている。そのため、小スペース配線や耐油性・耐熱性・難燃性・柔軟性が求められる産業用ロボットなどのLANケーブルに適している。

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