三菱電機、上下左右170°の超広視野角カラーTFT液晶モジュールを発表FAニュース

上下左右170°の超広視野角を確保し、設置場所の多様化に対応した。高解像度、高輝度、高コントラスト比で、医療機器や工作機械用表示器など、幅広い用途に対応できる。

» 2014年11月28日 07時00分 公開
[MONOist]

 三菱電機は2014年11月11日、カラーTFT液晶モジュール「DIAFINE(ダイアファイン)」の産業用新製品として、超広視野角の「12.1型WXGA」「15.0型SXGA+」の2機種を発表した。同年12月1日から順次発売開始する。

 新たに発表されたTFT液晶モジュールは、上下左右170°の超広視野角を確保したことで、設置場所の多様化に対応した。解像度はWXGAが1280(H)×800(V)、SXGA+が1400(H)×1050(V)と高解像度で、さらに高輝度(500・1000cd/m2)、高コントラスト比(1000:1)となっている。明るい場所でも視認でき、医療機器や工作機械用表示器など、幅広い用途に対応できるとしている。

 動作保証温度範囲は−30℃から+80℃と広く、屋外など厳しい温度環境でも使用できる。バックライトに白色LEDを採用したことで、25℃の常温では標準10万時間の長寿命を実現した。さらに、LEDドライバー回路の内蔵(AA121TH01/AA150PD03のみ)により、最終製品のコスト削減と小型化にも貢献できるという。

 WXGA、SXGA+とも、輝度500と1000cd/m2の各2種類を備え、サンプル価格は9万〜12万円(税抜き)。

photo

FAメルマガ 登録募集中!

famerumaga

MONOist FAフォーラムのメールマガジンの配信を2014年7月よりスタートしました。FAニュースをはじめ、産業用ロボット、インダストリー4.0、PLCや産業用ネットワーク、制御システムセキュリティなど注目の話題をまとめてお届けしています。

ぜひ、メルマガ配信のご登録をお願い致します。


関連キーワード

TFT方式 | FA | 三菱電機 | FAニュース | 画像処理


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.