星野リゾート、ビーコン導入で作業効率改善を狙う組み込み開発ニュース

星野リゾートが「星のや 軽井沢」において、ビーコンを利用した従業員の位置動線および作業種別の分析実証実験を行った。宿泊および観光施設での効率化を狙う。

» 2014年12月19日 12時16分 公開
[MONOist]

 星野リゾートは、宿泊施設「星のや 軽井沢」において、ビーコンを利用した従業員の位置動線および作業種別の分析実証実験を行った。

 アプリックスIPホールディングスのビーコン「MyBeacon Pro 汎用型 MB004 Ac」を客室と屋外に設置し、スマートフォンを携帯した従業員が作業をしているとビーコンが信号を受信し、従業員の位置導線をほぼリアルタイムに計測する。

photo 導線表示画面
photo 滞在エリアが多いほど赤く表示される

 情報収集と解析はインフォキューブLAFLAが担当し、作業員やエリア別の滞在時間、移動距離の測定、作業種別の解析などを行う。星野リゾートでは、得られた情報を従業員の作業効率改善に利用する考えだ。

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