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» 2014年12月26日 10時00分 公開

お手軽3次元CAD「MoI 3D」の新版を試してみた3次元って、面白っ! 〜操さんの3次元CAD考〜(41)(4/4 ページ)

[水野操 テクノロジーコラムニスト/3D-GAN,MONOist]
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Loft(ロフト)

 ロフトも改良されていました。通常ロフトと言えば、こうですね。

 まず2つの輪郭線を選んでから、ロフト形状を生成します。

2つの輪郭線を選択
ロフト形状ができた

 ロフトに使うスケッチに「点」を使用することも可能です。以下のスクリーンキャプチャでは若干分かりづらいかもしれませんが、先ほどの輪郭に加えて、上側の円の中央にある「点」も選択しているのが分かるでしょうか。

上側の円の中央に点

 で、結果としてこのように先端を丸めた形状を作ることができます。

点があった付近が丸くなる

 ロフトを使って先端の形状をうまく丸めたいという時には便利ですね。

Nsided(Nサイド)

 最後にご紹介するのが「Nsided(Nサイド)」というコマンドです。つまるところNサイドの穴埋めをする面を貼ってくれるコマンドです。

 以降の例は、Nサイドの機能を試すために、曲面に無理やり六角形の穴を開けて、埋め戻すというあまり意味のないことをやります。

 まず、曲面上にこんな穴が開いているとします。

曲面に六角穴

 Nサイドを選び穴のエッジを指定します。

穴のエッジを指定

 一応、埋まりました。

埋まった

 六角穴の跡が残っていますが、面には見えます。


 ということで、今回駆け足でしたが、「MoI 3Dの新機能を試してみた!」をお届けしましたが、いかがでしょうか。これ以外にも新機能が入っていました。また、「お手頃な値段にしては、またすごい機能が入ったな」というのが私の感想です。

 ということで、今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。ではでは!

Profile

水野 操(みずの みさお)

1967年生まれ。ニコラデザイン・アンド・テクノロジー代表取締役。マルチ・ディメンション合同会社社長。3D-GAN理事。外資系大手PLMベンダーやコンサルティングファームにて3次元CADやCAE、エンタープライズPDMの導入に携わった他、プロダクトマーケティングやビジネスデベロップメントに従事。2004年11月にニコラデザイン・アンド・テクノロジーを起業し、オリジナルブランドの製品を展開している他、マーケティングやIT導入のコンサルティングを行っている。著書に『絵ときでわかる3次元CADの本』(日刊工業新聞社刊)などがある。


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