袋物のパレタイズに対応する100kg可搬パレタイジングロボットFAニュース

安川電機の「MOTOMAN-MPL100II」は、スリムな構造で、制限のあるスペースにも設置できる。また、各国の主流パレットサイズに対応する広い動作範囲により、生産性も向上できる。

» 2015年01月16日 07時00分 公開
[MONOist]

 安川電機は2014年12月24日、産業用ロボット「MOTOMAN(モートマン)」のラインアップに新型の100kg可搬パレタイジングロボットを追加し、販売を開始した。

 今回発売された「MOTOMAN-MPL100II」は、袋物のパレタイズに対応するもの。バランサーや平行リンク機構のないスリムな構造で、袋詰め充填機などの生産機械やコンベヤに囲まれたスペース、天井高制限のあるスペースなど、制限のあるスペースに設置できる。動作領域がロボット本体に近く、集荷に近い位置へ設置できるため、パレットエリアが縮小できる。

 また、各国の主流パレットサイズに対応する広い動作範囲により、袋詰めをはじめとするさまざまな形態の集荷が可能で、生産性も向上できる。

 さらに、専用のアプリケーションソフト「MotoPal」でコンベア・ステーション位置、製品のサイズ・積み付けパターンなどを設定すると、ロボットの動作プログラムを自動生成できる。操作の選択・変更、稼動状況の監視も容易となっている。

 主な用途は、肥料・飼料・粉体などの袋包装物のパレタイズ、袋詰め充填機の払い出し工程などで、価格はオープン。

photo

FAメルマガ 登録募集中!

famerumaga

MONOist FAフォーラムのメールマガジンの配信を2014年7月よりスタートしました。FAニュースをはじめ、産業用ロボット、インダストリー4.0、PLCや産業用ネットワーク、制御システムセキュリティなど注目の話題をまとめてお届けしています。

ぜひ、メルマガ配信のご登録をお願い致します。


関連キーワード

ロボット | 安川電機 | FAニュース


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.