尊敬する上司像、男女で違い。男性「リーダーシップがある」、女性「いつでも相談できる」キャリアニュース

エン・ジャパンが転職情報サイト「エン転職」を利用する20代・855人を対象にした調査を発表。若手社員が上司についてどのような理想や希望を持っているのかを伝えた。

» 2015年01月22日 14時00分 公開
[MONOist]

 エン・ジャパンが2014年12月に発表した「上司」についてのアンケート調査で、20代の若手社員の76%が、今までに尊敬する上司に出会ったことが「ある」と答えている。

 同調査ではさらに「上司のどんな点を尊敬しています(ました)か」と質問。1位は「いつでも相談できる雰囲気がある」「リーダーシップがある」(共に33%)だった。

 ただし、男性だけで見ると「リーダーシップがある」点を尊敬していると答えたのは40%。女性の27%と比べて、13ポイントも高かった。

 具体的には、「『成功したらお前のおかげ、失敗したら上司のせい』と言ってもらったこと。上司のために成功させたいという意識を持った」(26歳、男性)、「自分の思うがままにやってみるといい。失敗しても、俺が尻をふいてやるから」(28歳、男性)などといった上司からのメッセージが印象に残ったとの回答が寄せられている。

 一方、女性が挙げた理由で最も多かったのは、「いつでも相談できる雰囲気がある」(36%)。続いて「人によって態度を変えない」(34%)となり、いずれも男性のベスト3には含まれていない理由だった。

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 続いて「上司を頼るのは、どんな時ですか」と尋ねたところ、「目の前の仕事がうまくいかない時」(61%)との回答が最も多く、多い方から順に「仕事で失敗した時」(43%)、「お客さまからクレームがあった時」(42%)、「仕事上で納得できないことがあった時」(36%)、「仕事の方向性を見失った時」(33%)となった。

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