高年収ほど勤続意欲は上がるが、20代・女性の高年収層は転職に含みキャリアニュース

リスクモンスターが発表した「第2回仕事・会社に対する満足度調査」の結果、年収800万円以上稼いでいても、現職での勤続意欲を示す20代の年収800万円以上は14.3%、女性の年収800万円以上は30.0%にとどまることが明らかになった。

» 2015年03月23日 14時00分 公開
[MONOist]

 年収が高くなるにつれて「この会社で今後も勤め続けたい」と考える割合が高くなる傾向がある一方、20代や女性で年収800万円以上を稼いでいる場合、「勤め続けたくない」割合が急増するようだ。リスクモンスターが2015年3月2日に発表した「第2回仕事・会社に対する満足度調査」の結果により明らかになった。

 同調査ではインターネット上で20〜59歳の有職者600人を対象に調査を実施。現在の勤務先に今後も勤め続けたいかと質問したところ、63.8%が「今後も勤め続けたい」と回答した。

 年収別に見ると、「300万円未満」で勤続意欲は49.6%。「300〜500万円」で64.1%、「500〜800万円」で77.2%、「800万円以上」で66.7%となった。

 基本的には年収が高くなるほど勤続意欲は高くなる傾向があるが、20代で「800万円以上」の勤続意欲は14.3%、女性で「800万円以上」の勤続意欲は30.0%と大幅に落ち込む結果となっている。

photo 勤続意識(年収別)

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