3Dプリンタでオリジナル「ミニ四駆」を作る親子教室開催開催資金はクラウドファンディングで

3Dデータを活用する会・3D-GANは、タミヤの協力の下、「3Dプリンターでマイミニ四駆をつくろう!親子工作体験教室」を開催すると発表した。第1回は静岡ホビーショー期間中(2015年5月16、17日)に静岡市・静岡ホビースクエアで行われる。

» 2015年04月22日 18時52分 公開
[八木沢篤MONOist]

 3Dデータを活用する会・3D-GAN(以下、3D-GAN)は2015年4月22日、タミヤの協力の下、「3Dプリンターでマイミニ四駆をつくろう!親子工作体験教室」を開催すると発表した。

 同教室は、あらかじめ用意されたテンプレート(現在3種類)を基に、親子で「ミニ四駆」のオリジナルボディを「Metasequoia」で3Dモデリングし、それを3Dプリンタで出力して実際に走行させて楽しむというもの。所要時間は約3.5時間で、対象は小学生〜中学生とその保護者。1組3000円(税込み)の参加費が必要となり、参加費にはミニ四駆キット1個が含まれる。

 第1回は、「第54回静岡ホビーショー」期間中(同年5月16、17日)に静岡市(静岡ホビースクエア)で行われる。以降の開催地域については現在未定で、誘致、協賛してくれる自治体、団体、企業などを募集中だ。併せて、開催資金の調達をクラウドファンディング(詳細は後日発表)を活用して行う。静岡での開催以降、誘致を受けた地域での開催を順次進めていき、最終的には日本全国47都道府県での開催を目指すとしている。

マコ・オープン テンプレートボディ「マコ・オープン」

 開催背景について3D-GANは、「現在、日本の子どもたちはどんどん『モノを作らなくなって』きている。また、多くの設計製造業では『どう作るか?』に加え、『何を作るか?』というアイデアの重要性が叫ばれ、そのための道具として3Dモデリングと3Dプリンタの有用性に注目が集まっている。これを受け、自分の想像力が形となって作り出されることの喜びを多くの子どもたちに体験してもらい、次世代のモノづくり人材育成と、3Dモノづくりリテラシー向上につなげていきたいと考え、同教室を開催する運びとなった」と語る。

イメージ工房レーシングカネツキ・レスキュー テンプレートボディは現在3種だが今後増えていく予定。(左)イメージ工房レーシング/(右)カネツキ・レスキュー

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