「インプレッサ」にハイブリッドモデル、2015年夏発売エコカー技術

富士重工業は、主力車「インプレッサ」のハイブリッドモデル「インプレッサ SPORT HYBRID」を2015年夏に発売する。特設WEbサイトを公開するとともに、全国の販売店での先行予約を開始した。

» 2015年05月19日 12時00分 公開
[朴尚洙MONOist]

 富士重工業は2015年5月19日、主力車「インプレッサ」のハイブリッドモデル「インプレッサ SPORT HYBRID」を同年夏に発売すると発表した。同日から特設WEbサイトを公開するとともに、全国の販売店での先行予約を開始した。

 インプレッサ SPORT HYBRIDは、同社初のハイブリッド車「XV HYBRID」に続く、「Fun to Driveを実感できるハイブリッド」(同社)の第2弾モデルとなる。ベース車のインプレッサ SPORTの魅力をさらに高めたモデルとして、スポーティで上質な専用エクステリアと先進的で洗練されたインテリアを採用するなど、スバルらしいハイブリッドの価値を詰め込んだモデルに仕上げたとしている。

「インプレッサ SPORT HYBRID」の外観(左)と内装(右) 「インプレッサ SPORT HYBRID」の外観(左)と内装(右)(クリックで拡大) 出典:富士重工業

 2013年6月発売のXV HYBRIDは、水平対抗エンジン「ボクサー」と左右対称の四輪駆動システム「シンメトリカルAWD」に、独自開発のハイブリッドシステムを組み合わせ、高い運動性能と20.0km/l(リットル)という良好なJC08モード燃費を両立したことを特徴としている。

 インプレッサ SPORT HYBRIDにも、このXV HYBRIDと同様のハイブリッドシステムが採用されるとみられる。XV HYBRIDのパワートレインは、最高出力110kW/最大トルク196Nmの排気量2lのボクサーエンジンとリニアトロニックCVT(無段変速機)に、最高出力10kW/最大トルク65Nmのモーターと、容量5.5Ahのパナソニック製ニッケル水素電池を組み合わせた構成だった。インプレッサ SPORT HYBRIDでは、排気量1.6lのボクサーエンジンとの組み合わせになる可能性が高い。

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