「レクサスLX」のスピンドルグリルが一体に、中棒が取れた車両デザイン(1/2 ページ)

トヨタ自動車は、米国カリフォルニア州モントレーで開催中のクラシックカーイベント「2015ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」において、レクサスブランドの大型SUV「レクサスLX」と中型セダン「レクサスGS」の改良モデルを発表した。

» 2015年08月14日 14時00分 公開
[朴尚洙MONOist]

 トヨタ自動車は2015年8月13日(米国時間)、米国カリフォルニア州モントレーで開催中のクラシックカーイベント「2015ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」において、レクサスブランドの大型SUV「レクサスLX」と中型セダン「レクサスGS」の改良モデルを発表した。

 レクサスLXは、「ドアパネル以外は全て変更した」(同社)というレベルで外観の大幅な変更を行った。最大の変更点は、レクサスブランドを象徴するスピンドルグリルだ。2012年のマイナーチェンジでスピンドルグリルを初採用したものの、バンパー部分で上下に分かれるデザインとなっていた。今回の改良では、スピンドルグリルがバンパーで上下に分かれない一体デザインとなった。

「レクサスLX」のスピンドルグリルの比較。今回発表の改良モデル(左)と、改良前の2012年発表モデル(クリックで拡大) 出典:トヨタ自動車
「レクサスLX」の改良モデルの外観(クリックで拡大) 出典:トヨタ自動車
「レクサスLX」の改良モデルの内装。ヘッドユニット部のカーナビゲーションシステムが12.3インチ、リヤエンターテインメントシステムが11.6インチと、従来よりもディスプレイサイズが大きくなった(クリックで拡大) 出典:トヨタ自動車

 この他、レクサスブランドのSUVである「レクサスNX」や間もなくフルモデルチェンジする「レクサスRX」などと同様に、L字型に発光する3眼のフルLEDヘッドランプを採用するなどしている。

 パワートレインではこれまでの6速ATを8速ATに置き換えた。ただし最高出力は383hp(286kW)、最大トルクは403lb・ft(546Nm)で変更はない。

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