1つのモーターで2次元の搬送が可能な電動アクチュエータを発売FAニュース

CKDは、高さ3mまでの立体的な搬送が可能な電動アクチュエータ「電動シャトルムーバー ESMシリーズ」を発売した。自動車部品や小型電子部品の製造において、空間の効率的な利用が可能になる。

» 2015年08月26日 07時00分 公開
[MONOist]

 CKDは2015年8月5日、高さ3mまでの立体的な搬送が可能な電動アクチュエータ「電動シャトルムーバー ESMシリーズ」を発売した。自動車部品や小型電子部品の製造において、空間の効率的な利用が可能になるという。

 ESMシリーズは、1つのモーターで2次元の搬送ができる電動アクチュエータとなる。単体の電動アクチュエータでは対応できなかった、最長20mまでのロングストローク高速搬送を可能にした。

 複数の場所で停止できる多点位置決めや、ソフトスタート/ソフトストップが自由自在にできる他、使い慣れたサーボモーターを取り付けることもできる。

 最大可搬質量は4kg、直線部の最高速度は2000mm/sで、繰返し停止精度は±0.5mm。価格は69万7460円〜324万520円(税別)となる。

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