バッテリー電力供給型機器向け小型・軽量の組み込み型サーボドライバを発表FAニュース

シナノケンシは、従来機と同等の出力を維持しつつ、大幅に小型・軽量化した組み込み型サーボドライバ「DDB33T」シリーズを発表した。従来機に比べ、体積を40%、重量を15%低減した。

» 2015年10月19日 07時00分 公開
[MONOist]

 シナノケンシは2015年10月2日、バッテリー電力供給型機器向けに、小型・軽量の組み込み型サーボドライバ「DDB33T」シリーズを発表した。

 DDB33Tシリーズは、同社従来機の「DDB-38T」シリーズと同等の出力を維持しつつ、大幅に小型・軽量化している。多層基板やスタック構造を採用して構造面を見直し、搭載する電子部品を高機能化したことで、体積を従来比40%、重量を15%低減した。

 近年、人命救助や荷物運搬業務の支援ロボットでは、バッテリーからの電力供給が一般的となっている。これらの機器では、小型・軽量であることが求められているという。DDB33Tシリーズでは、こうした機器の構成部品である、モータドライバの小型化・軽量化に対応する。

 発売は2016年1月からの予定。なお、カスタム製品のため、少量販売には対応していない。

photo 組み込み型サーボドライバ「DDB33T」シリーズ

FAメルマガ 登録募集中!

famerumaga

FAニュースをはじめ、産業用ロボット、インダストリー4.0、PLCや産業用ネットワーク、制御システムセキュリティなど注目の話題をまとめてお届けしています。

ぜひ、メルマガ配信のご登録をお願い致します。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.