パーソナルメディア、マルチOS対応の小型開発ボード「T-Kernel 2/MIPS-M150ボード」

Ingenic Semiconductorの「M150」を搭載し、T-Kernelを含むマルチOSに対応した開発ボード「T-Kernel 2/MIPS-M150ボード」をパーソナルメディアが販売開始した。

» 2015年12月08日 07時00分 公開
[渡邊宏MONOist]
「T-Kernel 2/MIPS-M150ボード」 「T-Kernel 2/MIPS-M150ボード」

 パーソナルメディアは2015年12月7日、マルチOS対応の組み込み開発ボード「T-Kernel 2/MIPS-M150ボード」を同日より販売開始したと発表した。価格は2万9800円(税別)。

 新製品はIngenic SemiconductorのMIPSプロセッサ「M150」(1GHz駆動)を搭載したボードで、CPUを搭載するCPUモジュールと各種I/Oを搭載するベースボードで構成されており、ベースボードにはIEEE 802.11b/g/nのWi-FiとBluetooth、USB 2.0、microSDカードスロット、19ピンのGPIO、14ピンのJTAGなどが設けられている。

 トロン仕様のRTOS「T-Kernel 2.0」に対応する他、Ingenic提供のLinuxも動作する。なお、T-Kernel 2.0のソフトウェアは付属しないため、自身でダウンロードする必要がある。

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