高能率・高精度を追求したボアボーリング加工用カッターFAニュース

三菱マテリアルは、ボアボーリング加工用カッター「BMR」を発表した。自動車部品のシリンダーブロックなどのボア荒加工に用いるカッターで、6角形両面インサートの採用によって、高能率・高精度を追求したものだ。

» 2016年01月21日 07時00分 公開
[MONOist]

 三菱マテリアルは2015年12月24日、同社加工事業カンパニーがボアボーリング加工用カッター「BMR」を販売すると発表した。

 「BMR」は自動車部品のシリンダーブロックなどのボア荒加工に用いるボーリング加工用カッターだ。6角形両面インサートの採用により、高能率と高精度を追求し、コスト削減に貢献するという。

 同製品は高剛性クランプにより耐欠損性が向上し、高送り加工が可能だ。カッターボディは経済的なM級インサートが使える外周刃調整機能付き。搭載インサートは高剛性な両面6コーナータイプ(勝手なし)と、インサート剛性を保持しつつも経済的な両面12コーナータイプ(右勝手のみ)がラインアップされている。標準価格は、両タイプともに税込1166円となっている。

カッターボディは特殊受注対応とし、搭載インサートは規格在庫対応で2015年11月15日から販売している。

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