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» 2016年01月29日 15時00分 公開

3次元って、面白っ! 〜操さんの3次元CAD考〜(48):クラウド3D CAD「Onshape」と「Fusion360」で2次元図面作成機能を試す (4/4)

[水野操 テクノロジーコラムニスト/3D-GAN,MONOist]
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Fusion360の場合

 ちなみに、Fusion360ではどうなんでしょうか? 同じようなデータを作って試してみます。

このデータで試す

 メニューから新規図面を作成します。デザインからとやれば、このパーツの図面が作成されます。

新規図面の作成

 実のところFusion360でもできることはOnshapeとそれほど変わらないようです。やはり、「基本的な図が作れて、寸法が入れられます」という感じです。

 こちらのエクスポート機能で用意されているのは、DWGとPDFのみです。

エクスポート

 で、DWGで出力したデータはもちろんAutoCADで読み込めます。やはりしっかりと作図をしたいという方は、こっちで言うことになるでしょう……。

AutoCADで読み込む

 さて、全体的な感想ですが、どちらのソフトでも、今まで3Dのみで図面という出口がなかったのが、ごく基本的なものではあるけれど、「できた!」ということは大きいかなと思います。ただ、2Dの作図をちゃんとやりたいという方には物足りないと思います。

 操作のレスポンスですが、今回試した限りではFusion360の方がストレスなく使うことができたといえます。やはり、Onshapeは完全にクラウドということもあり、操作の際に微妙な間がありました。ネットワークのせいもあるかもしれませんが、特に図面の操作の際にちょっとした操作でも固まってしまったりしました。

 とはいえ、この手のツールの進化は早いですから、半年後、1年後はどうなっているか、楽しみに待っていようと思います。

ではでは!

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Profile

水野 操(みずの みさお)

1967年生まれ。ニコラデザイン・アンド・テクノロジー代表取締役。マルチ・ディメンション合同会社社長。3D-GAN理事。外資系大手PLMベンダーやコンサルティングファームにて3次元CADやCAE、エンタープライズPDMの導入に携わった他、プロダクトマーケティングやビジネスデベロップメントに従事。2004年11月にニコラデザイン・アンド・テクノロジーを起業し、オリジナルブランドの製品を展開している他、マーケティングやIT導入のコンサルティングを行っている。著書に『絵ときでわかる3次元CADの本』(日刊工業新聞社刊)などがある。


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