特集:IoTがもたらす製造業の革新〜進化する製品、サービス、工場のかたち〜
連載
» 2016年04月01日 14時00分 公開

いまさら聞けない第4次産業革命(2):インダストリー4.0って何でこんなに注目されているの? (4/4)

[三島一孝,MONOist]
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ドイツとのビジネス面での影響

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では、2つ目は何ですか


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2つ目はドイツ連邦政府の覚悟ね。2020〜2030年の完成を見据えて長期で計画的に取り組む姿勢を見せていることから、途中で投げ出したりしない。絶対に形になるだろうということが、特に日本企業の関心や危機感をあおったといえるわね。特に日本企業はドイツ企業と取引のあるところも多いしね。


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あー、それなら分かります。取引先として納入先のドイツ企業からある日とんでもない製造要件が提示されるということがあり得るということですもんね。


 実際に、ドイツの自動車メーカーなどから日本の部品メーカーに、ICTによる製造現場の管理手法を要求する動きが出ているケースなどもあるといいます。先述したイメージ喚起とは全く逆に、こうした「現実的な危機」により尻をたたかれるという両面での影響があり、IoTを活用した製造プロセス革新や、ビジネス革新に踏み出す動きが加速したといえます。

 次回は「インダストリー4.0」がなぜ生まれたのかについて、国としての側面から紹介しようと思います。

第3回:「なぜドイツはインダストリー4.0を生み出す必要があったの?

連載「いまさら聞けない第4次産業革命」の目次

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