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» 2016年04月15日 10時00分 公開

ママさん設計者の「モノづくり放浪記」(1):金属加工の現場の苦労を知ると、公差設計もきちっとしなきゃって思うよね (3/6)

[藤崎 淳子/Material工房・テクノフレキス,MONOist]

CAD/CAM室

 先ほど触れたように、日本インテックでは今ほど「3D! 3D!」と叫ばれていなかった時代から3D CADデータをふんだんに活用した加工品を作り出しています。そして、これら多品種の加工を合理的に進めるために肝となるのがCAD/CAMシステムです。

 さて、ここがCAD/CAM室です。

CAD/CAM室

 ここには写っていませんが左側にもワークステーションが数台あります。

ワークステーション

 ほとんどのワークステーションに、日本製(エム・ワイ・シー)のCAD/CAMソフト「CAM BASE(2D+3D)」が入っています。

 このソフトは、3D CADデータからの属性情報をそのまま2D加工のカッターパスを出せるのが1つの特徴ですから、平面加工のみの部品から自由曲面を持つ部品まで、それぞれに応じた加工プログラム作成が手際よくできます。比較的短納期の多品種小ロット部品の加工プログラム作成にはうってつけの柔軟性あるシステムといえます。

 このCAD/CAM室で作られたNCプログラムは、DNCシステムによって各加工機械に転送されます。

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