超高感度CMOSカメラ搭載の医療内視鏡用ビデオカメラ医療機器ニュース

SBIファーマは、医療内視鏡用ビデオカメラ「超高感度CMOS内視鏡用カメラ Alaowl」の販売を開始した。搭載された超高感度のCMOSカメラにより、少ない光量での内視鏡観察や長時間にわたる微弱な蛍光観察ができる。

» 2016年04月19日 08時00分 公開
[MONOist]

 SBIファーマは2016年4月1日、「超高感度CMOS内視鏡用カメラ Alaowl」の販売を開始した。さまざまな診療科で使用されている軟性または硬性内視鏡のアイピースに接続可能な医療内視鏡用ビデオカメラだ。

 昨今の医療現場で使用されている一般的な医療内視鏡用ビデオカメラでは、医療用光源装置からの多くの光量が必要だが、同機器は、搭載された超高感度のCMOSカメラにより、少ない光量での内視鏡観察や長時間にわたる微弱な蛍光観察ができる。

 また、同社の医療用光源「2色LED光源 Aladuck LS-DLED」と併用することで、医療従事者にとって負担の少ない蛍光観察ができる。これは、白色と紫色のLEDを搭載しており、単色または、2色の混合照射が可能だという。

 同機器は、カメラヘッドとCCUからなり、カメラヘッドは幅約50×高さ約50×奥行き約62mm、CCUは幅約300×高さ約80×奥行き約250mm(どちらも突起物を含まない寸法)となっている。カメラヘッド部はEOGガス滅菌・ステラッド(低温プラズマ滅菌)対応で、ワンタッチフィルター切換機構が付いている。

photo 超高感度CMOS内視鏡用カメラ Alaowl

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