振動騒音、燃焼解析、ねじり振動、ECUのパラメータ計測を1台の計測システムで人テク展2016 開催直前情報

シーメンスPLMソフトウェアは、「人とくるまのテクノロジー展2016」において、振動騒音、乗り心地、パワートレイン、熱管理など幅広い分野を対象に最新の実験システムやシミュレーションを紹介する。

» 2016年05月09日 13時00分 公開
[齊藤由希MONOist]

 シーメンスPLMソフトウェアは、「人とくるまのテクノロジー展2016」(2016年5月25〜27日、パシフィコ横浜)において、振動騒音、乗り心地、パワートレイン、熱管理など幅広い分野を対象に最新の実験システムやシミュレーションを紹介する。

 振動、騒音、乗り心地、疲労耐久などの解析、機械・電気・制御設計の統合シミュレーション、最新の実験システムの他、モデリング時間と設計/解析サイクルを短縮してCAEの生産性を向上させる統合シミュレーションソフトウェアツール、製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアもあわせて提案していく。

 LMS試験ソリューション展示では、振動騒音、疲労耐久の計測から解析まで幅広いアプリケーションを展示。パワートレインアプリケーションエリアでは、1台の計測システムで、振動騒音の計測から燃焼解析、ねじり振動解析、ECUのパラメータ計測に対応するデモンストレーションを実施する。また、エンジンノイズやロードノイズ、各コンポーネントからの騒音などに対し、寄与率を求め対策を行う伝達経路解析についてもブースで実際に見ることができる。

手のひら大の外形寸法で振動騒音を計測することができる車載の小型多チャンネル計測システム「SCADAS XS」車載計測を行う場合、タブレット端末と無線LANで接続できる 手のひら大の外形寸法で振動騒音を計測することができる車載の小型多チャンネル計測システム「SCADAS XS」(左)。車載計測を行う場合、タブレット端末と無線LANで接続できる(右) (クリックして拡大) 出典:シーメンスPLMソフトウェア

 さらに、手のひら大の外形寸法で振動騒音を計測することができる車載の小型多チャンネル計測システム「SCADAS XS」を展示する。このシステムは、12チャンネルのアナログ信号入力に加え、バイノーラルヘッドの録音/再生、2チャンネルのタコ入力、GPS入力、CANBus/OBD2の入力に対応する。

 SCADAS XSで車載計測を行う場合、コンピュータと接続しフロントエンドとして利用する以外に、タブレットと無線LANで接続し、タブレット端末から計測の開始や停止、計測中のモニター、計測後のデータ確認を行うことができる。

人とくるまのテクノロジー展2016

会期 2016年5月25日(水)〜27日(金)
時間 10:00〜18:00(5月27日は10:00〜17:00)
会場 パシフィコ横浜
シーメンスPLMソフトウェア ブースNo. 205


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