特集:IoTがもたらす製造業の革新〜進化する製品、サービス、工場のかたち〜
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» 2016年06月07日 10時00分 公開

生産現場の改善にIoTをどのように活用すべきかトヨタ生産方式で考えるIoT活用(5)(2/5 ページ)

[株式会社アムイ 代表取締役 山田浩貢,MONOist]

トヨタ生産方式における生産管理指標とは

 現場のモノづくりの状況は生産管理指標(KPI)で把握をします。

 人間で例えますと健康状態を血圧、体重、体脂肪などで判断することと同じことです。

 トヨタ生産方式のモノづくりが健全かどうかは、一般的には可働率、不良率、生産稼働率で判断をします。各指標の目的と計算式について図表をご参考下さい。

 トヨタ生産方式=JITにより在庫を持たないことが常識とされていますが、実態は適正在庫を確保しています。しかし確保している在庫は、基本的に数時間分に過ぎません。国内は、ボディメーカー(完成車組み立てメーカー)と部品メーカー、部品保管を行う外部倉庫が集積しているため、この仕組みが成り立っています。海外のように船、貨物列車、運搬車両を乗りついで物がやっと届くような拠点では適正在庫量も多くなります。従って、今後は基準在庫量の管理も重要です。

図2 図2 トヨタ生産方式の生産管理指標(クリックで拡大)

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