ラジオから聞こえた、自動運転に対する世間の感覚オートモーティブメルマガ 編集後記

「NHTSA」とラジオのスピーカーから聞こえてきたのも驚きでした。

» 2016年07月19日 12時00分 公開
[齊藤由希MONOist]

 この記事は、2016年7月19日発行の「オートモーティブ メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


ラジオから聞こえた、自動運転に対する世間の感覚

 「いいですか、現在の自動運転の技術は、ステアリングから手を離して居眠りできるようなレベルには達していないんですよ。(日産自動車が発売するミニバンの)『セレナ』を買おうとしている人はそこをよく理解してくださいね」。

 AMラジオの朝の番組を聞いていると、そんな話が聞こえてきました。司会者と通信社のデスクが時事ネタについて自由に話し合うコーナーです。前述の一言は通信社のデスクが言ったものです。

 彼は米国運輸省の国家道路交通安全局(NHTSA)が発表した自動運転システムの自動化レベルについても言及しました。「私たちが自動運転と聞いてイメージするのはレベル3以降ですね。でもセレナはレベル2でしょう。期待し過ぎるのは禁物ですよ」。

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