特集:IoTがもたらす製造業の革新〜進化する製品、サービス、工場のかたち〜
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» 2016年10月04日 14時00分 公開

CEATEC 2016:日本を第4次産業革命の中心地へ、設立1年となるIoT推進コンソーシアムの現在地 (2/3)

[三島一孝,MONOist]

先進的モデル事業推進WG(IoT推進ラボ)

 IoT推進ラボでは、資金支援や規制支援、企業連携支援などを通じて、短期の個別企業による先進的なプロジェクトや中長期の社会実装を見据えた複数企業によるプロジェクトの社会実装を目指すもの。IoTプロジェクト選考会議による選考を受けた先進プロジェクトを「IoT Lab Selection」、テストベッドによる実証を「IoT Lab Demonstration」、ビジネスマッチングを「IoT Lab Connection」と位置付け、それぞれの活動を推進している。

 「IoT Lab Seleciton」では、広くプロジェクト公募を実施。現在までに2回(2016年2月、7月)の公募を実施し、それぞれ150の申請を集め、事業支援を推進していく。具体的には、「資金」「メンター派遣」「規制見直しと標準化」の観点から、官民が調整して支援を進めていく。

photo 「IoT Lab Selection」における支援の枠組み(クリックで拡大)出典:IoT推進コンソーシアム

 「IoT Lab Demonstration」は、中長期の社会実装を見据えた複数企業のプロジェクト支援の枠組みである。競争領域と強調領域を分け、事務所や企業、系列の枠をこえてデータを共有し活用するプラットフォームの構築を目指すものである。

photo 「IoT Lab Demonstration」の枠組み(クリックで拡大)出典:IoT推進コンソーシアム

 「IoT Lab Connection」は、新たなビジネスモデルの創出を目指す事業者が、関連する事業モデルや技術、サービスなどを持つ事業者に出会う場としてのマッチングを推進する取り組み。企業などから提供されたビッグデータを活用したデータ分析の精度などを競うアルゴリズム開発コンテストを実施した他、企業に眠るデータ分析人材の発掘やデータ分析の新たな形を目指す。

 その他、地域連携として、インドやイスラエル、ASEANなどの海外企業とのビジネスマッチングを計画する他、地域の取り組みを「地方版IoT推進ラボ」として選定し、地方からのIoTの取り組みを盛り上げていくとしている。具体的には「地方版IoT推進ラボ」には、29地域を選定。今後、メンター派遣などでIoT推進ラボと連携を進める計画である。

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