火力発電所のIoTソリューション共同開発に合意製造マネジメントニュース

米GEパワーは、GEが開発した産業向けIoTプラットフォーム「Predix」を用いた火力発電所におけるIoTソリューションの共同開発および導入に関して、東京電力フュエル&パワーと基本合意したことを発表した。

» 2016年10月11日 09時00分 公開
[MONOist]

 米GEパワーは2016年9月26日、GEが開発した産業向けIoT(モノのインターネット)プラットフォーム「Predix」を用いた火力発電所におけるIoTソリューションの共同開発および導入に関して、東京電力フュエル&パワー(東電FP)と基本合意したことを発表した。

 東電FPは、Predix上で稼働する「アセット・パフォーマンス・マネジメント(APM)」を富津火力発電所4号系列に導入し、その効果を検証する。APMは、産業用機器におけるメンテナンスの最適化やコスト削減を目的としてGEが開発したアプリケーションだ。電力会社の既設発電設備にGEが提唱するデジタル・ソリューションを導入するのは日本で初めての取り組みとなるという。

 今後、GEと東電FPは、APMだけでなく、Predixのビッグデータ分析を活用して、東電FPのビジネス最適化を図っていくとしている。

photo 富津火力発電所

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