最小検出段差0.08mmの2出力型高精度レーザーセンサーを発売FAニュース

オプテックス・エフエーは、距離設定型2出力タイプの高精度CMOSレーザーセンサー「BGS-HDL」シリーズを発表した。最小検出段差0.08mmで、物体の有無検出に加え、高さによる良否判別、物体位置の距離判別と、2段階出力などの用途にも向く。

» 2016年10月21日 07時00分 公開
[MONOist]

 オプテックス・エフエーは2016年10月3日、距離設定型2出力タイプの高精度CMOSレーザーセンサー「BGS-HDL」シリーズを発表した。10月下旬から標準価格3万4000円(税別)で発売し、国内販売目標数を年間2000台としている。

 BGS-HDLシリーズは、高信頼性エンジン「Tri-Core(トリコア)」をCMOSレーザーセンサーに搭載したもので、最小検出段差0.08mmを達成。物体の有無検出だけではなく、高さによる良否判別、物体位置の距離を判別する2段階出力などに使えるため、従来はセンサーが2台必要だった用途にも1台で対応できるようになった。

 また、デジタルパネルの距離表示は、検出する物体の高さを表示する「バックグラウンドモード」と、物体までの距離を表示する「ターゲットモード」の2パターンが用意されている。さらに、出力2リード線をティーチ入力に切り替えられるなど、用途に適した使い方を選択できる。

photo 製品外観

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