血管外科のゴッドハンドが語る“昭和回帰”の組織論医療機器 メルマガ 編集後記

製造業にも活用できるかは分かりませんが、成功事例ではあります。

» 2016年11月07日 12時00分 公開
[朴尚洙MONOist]

 この記事は、2016年9月20日発行の「医療機器 メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


血管外科のゴッドハンドが語る“昭和回帰”の組織論

東京慈恵医科大学の大木隆夫氏 東京慈恵医科大学の大木隆夫氏

 GEヘルスケア・ジャパンは、報道陣向けの勉強会「ヘルシーマジネーション・カレッジ」を定期的に開催しています。同カレッジの2016年10月21日の回では、東京慈恵医科大学の教授で外科学講座 統括責任者を務める大木隆夫氏が講演を行いました。

 大木氏は、東京慈恵医科大学で医学博士を終了した後、1995年から米国のアルバートシュタイン医科大学病院で血管外科を学び、2005年には同病院の外科学部長に就任するなど成功を収めました。しかし、米国で確立したポジションを捨てて、東京慈恵医科大学に戻ります。現在では、NHKのテレビ番組「プロフェッショナル−仕事の流儀」で取り上げられるなど、ステントグラフトを使って行う血管外科手術の“ゴッドハンド”として知られています。

 そのゴッドハンドの講演ですので、血管外科の難しさやそれを助ける器具について話すかと思いきや、大木氏はそれらの話は簡単に紹介して早々に切り上げました。そして本来の講演テーマという「村社会こそ組織求心力の要である」に話を移しました。

 大木氏の講演は、日本の医学生と外科の問題点を鋭く指摘するとともに、製造業の組織論にも関わる内容でしたので、簡単に紹介したいと思います。

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