石油パイプラインなどの検査用ソフトウェアをバージョンアップFAニュース

クレアフォームは、石油輸送などに用いられるパイプラインの3Dスキャナーによるスキャン結果から、腐食、くぼみ、削れといった欠陥の自動検査、検出、特性評価などを現場で行えるパイプライン検査用ソフトウェア「Pipecheck」の最新バージョンをリリースする。

» 2016年11月09日 16時00分 公開
[MONOist]

 3Dスキャナー大手のクレアフォーム(Creaform)は2016年10月12日(現地時間)、石油輸送などに用いられるパイプラインを携帯3Dスキャナー「HandySCAN 3D」などでスキャンした結果から、パイプの内部/外部を問わず、腐食、くぼみ、削れといった欠陥の自動検査、検出、特性評価などを現場で行えるパイプライン検査用ソフトウェア「Pipecheck」の最新バージョン「Pipecheck 4.0」をリリースすると発表した。

 Pipecheck 4.0は、以下の機能を簡単に実行できる「Pipecheckウィザード」を搭載した。

  • 健全性評価におけるワークフローの事前に構成や、カスタムメイドの簡略化ワークフローの保存
  • 上記ワークフローに基づく、ユーザーが評価したい腐食や機械的損傷部分の評価手順のソフトウェア内におけるガイド
  • パラメータを詳細に示し、現在実行中のユーザーの手順を丁寧に説明するユーザーフレンドリーなインタフェース
  • Pipecheckの最適な活用方法や、素早く精度の高い結果を生成するための秘訣の紹介
「Pipecheck 4.0」のウィザード画面例 「Pipecheck 4.0」のウィザード画面例 出典:クレアフォーム

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