円筒研削盤60年の進化を見せる、「IoE」の導入事例も――ジェイテクトJIMTOF2016 開催直前情報

ジェイテクトは、「JIMTOF2016」で、主力製品である円筒研削盤の最新モデルや、同社が提案するスマート工場「IoE」のソリューションなどを紹介する。

» 2016年11月11日 11時00分 公開
[MONOist]

 ジェイテクトは、東京ビッグサイトで2016年11月17〜22日に開催される「第28回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2016)」で、主力製品である円筒研削盤の最新モデルや、同社が提案するスマート工場「IoE」のソリューションなどを紹介する。

ジェイテクトのJIMTOF2016の展示ブースイメージ ジェイテクトのJIMTOF2016の展示ブースイメージ(クリックで拡大) 出展:ジェイテクト

 光洋精工と豊田工機が2006年に合併して誕生したジェイテクトは、創立10周年を迎えた。JIMTOF2016では、創立10周年キャンペーンのコンセプトである「歴史ある若い会社」と連動した、「これまでにない、先進性のある革新的な展示」(同社)を展開する。

 展示スペースの中央には、主力製品である円筒研削盤の最新モデル「GE4i-PRO」とともに、豊田工機が60年前に開発した「トヨダ・ジャンドルン円筒研削盤」を展示する。60年前の製品により「歴史ある」を、GE4i-PROにより「若い会社」をアピールし、円筒研削盤の技術進化を示す狙いがある。

 今回は、先述の円筒研削盤を含めて実機展示は数台にとどめる一方で、「モーションビジョン」や「テクノロジカルボックス」と呼ぶ映像技術を活用した展示によって、最新技術をアピールする。「モーションビジョン」では、展示スペースの両サイドにある大型LEDスクリーンにより、工作機械の3次元画像を等身大サイズで確認したり、加工シーンなどを見たりすることができる。展示スペース全体に展開する「テクノロジカルボックス」では、ガラスケースを使った半透過表示などを活用して同社の技術を分かりやすく説明する。

 またメインステージでは、8面のLEDスクリーンを使って、開発を進めているIoEソリューションや、ジェイテクト香川工場、阪部工業、双葉工業における導入事例を紹介する予定だ。

第28回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2016)

第28回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2016)

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