プログラミングは加工機にお任せ、三菱電機が新型制御装置「D-CUBES」を披露JIMTOF2016(2/2 ページ)

» 2016年11月24日 13時00分 公開
[長町基MONOist]
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e-F@ctoryによるモノづくりの将来像

 レーザー加工機では二次元ファイバーレーザー加工機eX-Fシリーズを出展。同製品は8kWファイバーレーザー発振器の搭載により、加工能力の向上と省エネを実現している。新型制御装置「D-CUBES」搭載により、優れた操作性と最適制御を図った。「ズームヘッド」の搭載により、材質・板厚に応じてビームを最適制御し、異なる材質・板厚の連続加工を支援する。

 数値制御装置は生産性、ユーザビリティを追求するM800/M80シリーズに新モデルを追加した充実のラインアップの展示を行った。また、新製品のC80シリーズはM800/M80シリーズ同様に独自開発のCNC専用CPUを搭載。圧倒的な基本性能による高生産性を実現した。さらに幅広い製造ラインに最適なシステムが構築可能なFA統合プラットフォーム「iQ Platform」に対応している。

 メインステージではe-F@ctoryによる革新的なIoTおよび、モノづくりの将来像とその実現に向けた三菱電機の取り組みを紹介。「設計・製造・保守」のエンジニアリングチェーンへ向けて、最新コントローラー、CAD/CAM、シミュレーション、機械稼働監視、リモートサービスによる革新的なソリューションを提案した。

photo JIMTOF2016における三菱電機ブース。最新の制御装置や加工機に加え「e-F@ctory」によるモノづくり革新を訴求した(クリックで拡大)

第28回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2016)

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