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» 2016年11月25日 10時00分 公開

地味にスゴイ! プリント基板の実装品質を左右するメタルマスクママさん設計者の「モノづくり放浪記」(6)(6/9 ページ)

[藤崎 淳子/Material工房・テクノフレキス,MONOist]

ラミネーターによる処理と焼き付け

 それでは、エッチング加工の現場をご説明していきましょう。

 この機械は「ラミネーター」です。

ラミネーター

 この膜はドライフィルムと呼ばれ、耐酸性の感光剤をフィルム状にしたものです。先ほどのシルク版でいえば「乳剤」の役目をするものになりますね。これで覆われた部分はエッチングされません。

ドライフィルム

 材料のステンレス板をセットします。

 せり出てくる材料に対して、ドライフィルムを密着させます。理屈は文房具のラミネーターと一緒です。


 ドライフィルムが密着したら、次は焼付けです。

 こちらが焼付け機です。

 この機械では、エッチングパターンを描画したフィルムを露光することで焼き付けをします。

フィルムを露光する

 焼付けが終わるとフィルムの色が変わります。

焼き付け後のフィルム

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