特集:IoTがもたらす製造業の革新〜進化する製品、サービス、工場のかたち〜
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» 2017年02月02日 13時00分 公開

スマートファクトリー:インダストリー4.0を先取りしていたORiN、“つながる工場”の中核を担う (2/2)

[朴尚洙,MONOist]
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「ORiNなら異なる規格を全てつなげられる」

ベッコフオートメーションの川野俊充氏 ベッコフオートメーションの川野俊充氏

 澤田氏に続き、ベッコフオートメーション社長の川野俊充氏が、「独Industrie 4.0が標準化で目指すスマートサービスの世界とORiNの親和性」というタイトルで講演を行った。

 川野氏は講演の中で、インダストリー4.0の実践戦略におけるサイバーフィジカルシステムの最小構成要素として定義された「インダストリー4.0コンポーネント」における「管理シェル」が重要な役割を果たすことを取り上げた※)

※)関連記事:インダストリー4.0がいよいよ具体化、ドイツで「実践戦略」が公開

 同氏は「ORiNのアプリケーションはこの管理シェルと同じコンセプトである。インダストリー4.0と同じ世界を描くORiNは、10年以上前から活動しており、さまざまな知見を積み重ねている。ORiNを使えば、インダストリー4.0やインダストリアルインターネット、IVI(Industrial Value Chain Initiative)などで、異なる規格が生まれたとしても、全てつなげられるのではないか。例えばドイツにFA製品を納入する際に、インダストリー4.0対応が求められれば、そのFA製品がORiNに対応していればインダストリー4.0にも簡単に対応できる。逆に、国内で構築する生産ラインの一部にインダストリー4.0準拠のドイツ製品を使う場合も、ORiNがその差異を吸収してくれる」と述べている。

ORiNのアプリケーションはインダストリー4.0コンポーネントの管理シェルと同等ORiNで異なる全ての規格をつなげられる ORiNのアプリケーションはインダストリー4.0コンポーネントの管理シェルと同等(左)。ORiNで異なる全ての規格をつなげられる(クリックで拡大) 出展:ベッコフオートメーション
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