体幹・下肢機能の維持向上をサポートする新製品を発売医療機器ニュース

CYBERDYNEは、体幹・下肢機能の維持向上を目的とした新製品「HAL腰タイプ 自立支援用」を発売した。運動時に脳から筋肉へ送られる信号を読み取り、思い通りの動作をサポートする。

» 2017年10月11日 15時00分 公開
[MONOist]

 CYBERDYNEは2017年10月2日、体幹・下肢機能の維持向上を支援する「HAL腰タイプ 自立支援用」を発売した。運動時に脳から筋肉へ送られる信号を生体電位信号として読み取り、装着者の動作をサポートする。

 足腰の弱った人などが同製品を装着し、体幹動作や立ち座り動作などを繰り返すことで、身体の機能向上につなげる。重さ3?と軽量で、装着・操作も容易だ。

 装着者の思い通りの動作をサポートし、高齢者の運動にも活用できる。また、介助なしでの立ち座りが可能になるため、介護される人の生活の質(QOL)が向上し、介護する人の負担軽減につながる。

 まずは、介護施設向けに限定で販売を開始する。現場での実証を経て高機能化を図り、順次販売台数を拡大するとしている。

photo 「HAL腰タイプ 自立支援用」 出典:CYBERDYNE

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