協働ロボットが広がり始めた理由と今後解決すべき課題FAメルマガ 編集後記

さらなる進化に期待です。

» 2017年10月20日 12時00分 公開
[三島一孝MONOist]

 この記事は、2017年10月20日発行の「FA メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。


協働ロボットが広がり始めた理由と今後解決すべき課題

 協働ロボット(人協調ロボット)など、人とともに働くロボットが大きな注目を集めています。2017年10月19日に世界最大規模のロボットトレードショーである「2017国際ロボット展(iREX2017)」の概要会見に参加してきましたが、2017年国際ロボット展運営委員長の橋本康彦氏(川崎重工業 常務執行役員 ロボットビジネスセンター長)は「協働ロボットが大きなトピックの1つだ。複数企業で将来のロボットの姿を描く合同展示なども用意している」と訴えていました。

 これらのように急速に製品展開や導入が進んでいるのは、市場ニーズ面では現場の人手不足への対応、技術面では安全性や操作性などの課題がクリアできつつあるという2つの点で進展があったためだといえます。

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