平面加工用カッターにC級インサートを拡充FAニュース

タンガロイは、平面加工用カッター「DoPent」にC級インサートを拡充し、発売した。五角形両面仕様10コーナーインサートを採用。カッターは70度の切り込み角を有しており、低抵抗だ。

» 2018年01月18日 07時00分 公開
[MONOist]

 タンガロイは2017年12月18日、平面加工用カッター「DoPent(ドゥーペント)」向けC級インサート計3形番を拡充し、発売した。主な形番の標準価格は「PNCU0905GNEN-MJ AH3135」が1800円、「PNCU0905GNEN-MJ T1215」が1980円(いずれも税別)だ。

 DoPentは、五角形両面仕様10コーナーインサートを採用した平面加工用カッターで、70度の切り込み角を有しており低抵抗だ。

 今回拡充するC級インサートは、カッターの正面振れが抑えられ、加工面粗さに優れる。また、勝手なしの仕様のため、右勝手と左勝手両方のカッターボディで使用でき、両頭フライスでの加工などにも対応する。

 材種はPVD2材種、CVD1材種の計3材種を用意。AH3135は鋼・ステンレス鋼の切削に適し、耐欠損性に優れる。T1215は鋳鉄の高速切削に対応し、ねずみ鋳鉄だけでなく、ダクタイル鋳鉄やバーミキュラ鋳鉄の加工に適している。AH120は鋳鉄加工の他、鋼加工でも使用できる汎用材種となる。

photo 平面加工用カッター「DoPent」(クリックで拡大) 出典:タンガロイ

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