BIダッシュボードがディープラーニング解析プラットフォームに対応製造ITニュース

ウイングアーク1stは、同社のBIダッシュボード「MotionBoard」が、ABEJAが提供するAI解析プラットフォーム「ABEJA Platform」に対応したと発表した。連携によってデータ活用が容易になり、製造業の予防保全や検品といった作業自動化に貢献する。

» 2018年03月12日 09時00分 公開
[MONOist]

 ウイングアーク1stは2018年2月22日、同社のBI(Business Intelligence)ダッシュボード「MotionBoard」が、ABEJAが提供するAI(人工知能)解析プラットフォーム「ABEJA Platform」に対応したと発表した。

 ABEJA Platformは、AI特にディープラーニングを活用するオープンプラットフォームだ。IoT(モノのインターネット)デバイスやネットワークなどから取得した大規模データを、先進的な分散処理技術で高速処理。機械学習やディープラーニングによってデータを解析し、その結果を各システムとAPIを通じてやりとりする。

 今回、MotionBoardがデータ連携することによって、ABEJA Platformを通じて得られたデータをリアルタイムで可視化したりモニタリングしたりできるようになる。データ活用が容易になることで、予防保全や製造工程での検品など、これまで多くの人手を要していた作業の自動化を推進して、さらなる業務効率向上へとつなげられる。

photo (クリックで拡大) 出典:ウイングアーク1st

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