特集:IoTがもたらす製造業の革新〜進化する製品、サービス、工場のかたち〜
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» 2018年04月05日 11時30分 公開

スマート工場最前線:スマート工場化で起こり得る課題、カシオがタイ工場で得たもの(前編) (2/3)

[三島一孝,MONOist]

カシオ(タイランド)の3つの工場

 カシオ(タイランド)での、時計の部品製造を行う第1工場には、成形機24台、マシニングセンター4台、NC旋盤6台、研磨機29台、各種印刷機などを用意し、腕時計のケースやケースバック、ベゼル、バンドなどを製造する。また時計や関数電卓などの基板を製造する基板実装ラインも5ラインを用意しており、クラス10000(米国連邦規格で1立方フィートに0.5μmの粒子が1万個以下)のクリーンルームを採用。「G-SHOCK」などの耐久性を維持するために高精度で高品質な製造環境を確保している。

photo 時計関連部品の製造を行う第1工場の様子(クリックで拡大)

 時計組み立てを行う第2工場では、アナログ組み立てライン16ライン、デジタル組み立てライン8ライン、ロ−エンド組み立てライン4ラインを用意。こちらもクラス10000のクリーンルームで、生産精度を高めている。

photo 時計の組み立て製造を行う第2工場の様子(クリックで拡大)

 そして、新たに自動化、スマート化を進めているのが、第3工場における関数電卓の生産ラインである※)

※)関連記事:自動化に遅れたカシオ計算機が描く、現実的な「スマート工場」構想

photo 関数電卓などの組み立て製造を行う第3工場の様子(クリックで拡大)

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